【研究】冷媒を用いた超電導材料の冷却環境を構築

 超電導材料の冷却環境を構築するため、熱交換器・蒸発器の組み立てや温度調整用ヒータの組み込みを実施しました。熱交換器により冷媒ガスの効率的な温度低下を実現し、ヒータにより極低温下でも温度制御の安定性を確保しています。さらに、LabVIEWを用いた熱負荷応答試験の準備を整え、凝縮器によるガスを用いた冷却試験も実施しました。これらの整備により、安定した超電導動作環境の構築が進展しています。


本研究の一部は、公益財団法人JKA 2024年度機械振興補助事業「港湾での発電に適した高温超電導用液化水素冷却システム開発補助事業」の支援で行われており、教育・研究の高度化に大きく寄与しています。 

This research was supported by the 2024 JKA Machine Promotion Project, funded by proceeds from bicycle racing in Japan